2008.06.15
快食ですか?高義です。
店頭に並ぶ青梅で、梅酒の他に、
今年は梅肉エキスづくりに挑戦しました。
青梅をすりおろし、布で濾して果汁を絞り、煮詰めていきます。
。。。と口では簡単にいえますが、この手間ひまは相当なものでした。
すりおろすのも、しぼるのも、かなりの重労働。
そして火にかけてからも、アクを取りながら、かき混ぜながら、と、
目を離すことができません。
3Kgの梅を使い、丸一日かかってできたのが、これ。
(菊地のスタッフ日記にもでていましたね。)
茶色いです。
いや、途中でおかしいなあ、と思っていたんですよ。
梅肉エキスって、黒いじゃないですか。
煮詰めても、煮詰めても、黒くならない。。。
ここまでの量に減ってしまったところで、
さすがにこれ以上はまずいな、黒くはならないぞ、と火を止めました。
よくよく調べると、全く熟していない青梅でないと、
搾った時に、果汁に果肉がどうしても混じるそうです。
果肉が混じると、うまくいかないのです。
あくまでも、果汁のみを煮詰めていかなければならないのです。
そういえば、ちょっと黄色みがかっていましたからね。
入荷したその日にやるべきだったんですね。
勉強になりました。
でもこの、「あちゃ~、やっちゃったよ~」という失敗もまた、楽しいです。
どうして失敗したのかが分かった、という意味では、成功なんですね。
一歩前に、進んでいます。
そう考えると、あらゆる失敗って、楽しめます。
もっと失敗しよう!って、思えてきます。
失敗おかわり!という状態です。
お、この失敗は、味わい深いぞ、と思えるかどうかです。
失敗を失敗と思わず、楽しんでいきましょうね。
P.S.
梅肉エキスをつくる手間ひまってすごいな、と実感。
商品化された梅肉エキスのありがたみが、よくわかりました。感謝です。
あなたも梅肉エキスづくり、挑戦してみませんか。