代表・三浦高義プロフィール

父が創業したこの店(会社)を、継ぐ気はまったくありませんでした。

むしろ、商売人にだけはなるまい、と思っていました。

大学受験を目前にして、将来どの道に進もうか考えました。
両親も、商いの道を無理強いすることは全くありませんでした。

そして初めは、漠然と建築家になろうと考えました。
理由は、なんとなく響きがカッコよかったから。
正直、かなりミーハーな理由です。
そして、モノづくりや設計が好きだったから。

大学時代に、建築家としての才能のなさを痛感し、建築家の道は断念。
この段階で断念するくらいですから、そこまでの強い志がなかったとも言えます。
断念したものの、街づくりや住宅には関わりたいと思い、住宅メーカーへ就職。
住宅設計のプロを目指すことに。

住宅の仕事は、面白いのです。
それはもう、面白かった。
ただ入社して３年も過ぎると、やはり考える時が来ます。
自分の道は、本当にこのままでよいのか、と。

この時に、将来がイメージできなかったんですね。
うまく表現できませんが、要は、ピンとこなかった。

悶々としながら日々仕事を続けている中で、ある時気付いたのです。
三浦高義は、住宅や建築も好きだが、本質はサービスの世界が好きなのだ、と。

お客様とリアルに関わりあう中で生まれる、喜びのやりとりが好きだったのです。
ここに気付いたのは、大きかった。
一気に、視野が広がりました。

色々なタイミングが重なった結果、気付いたら今ここにいました。
きっと、ＤＮＡに導かれたのでしょう。